十何年ぶりかで、東京・秩父宮ラグビー場へ出かけた。関東大学ラグビー対抗戦グループで久しく低迷の続く明大に、今年こそは復活の兆しか?という巷間の噂。ならば、シーズンが深まりゆくこの時期の好カードで直接見届けるのも悪くない。例年、慶明戦は11月の第一日曜だったと思ったけれど、ともあれ「文化の日」のラグビー場へ。折しも隣の神宮球場では、東京六大学野球の優勝決定戦となる早慶戦、というより、「ハンカチ王子」こと早大・斎藤佑樹投手のラストゲームにわいていた。
母校の校歌を野外で聞いたのはいったい何年ぶりだろうか。昔は時間が来るとドカドカと選手が入場してきて、レフェリーが粛々と笛を吹いてはじまるだけだったけれど、今は待ち時間に両校のプロモーションビデオが上映されたり、開始前には校歌斉唱があったり、ハーフタイムではチアリーダーの演技が披露されたりと、ラグビーの試合会場もだいぶ様変わりしていた。それにしてもずいぶん観客席が埋まっていたなぁ。天気は快晴、陽気もほどよいスポーツ観戦日和ではあった。
試合は、一方的な敗北に終わった昨季とは違い伝統の一戦にふさわしく、今季全勝同士の意地のぶつかりあいだ。かつての「重戦車FW」の片鱗をうかがわせるドライビング・モールを明治が押せば、タイガージャージーの慶應も伝統の「魂のタックル」で堂々と応戦してくる。一進一退の競り合いとなるも、最後まで気の抜けない互角の展開を 20-17で制したのは明大。7年ぶりの勝利だという。
慶明戦の前に行われた第一試合の早稲田 v 帝京戦は、早稲田が33-14で快勝。早明が全勝を守った。やはり大学ラグビーは早慶明が強くないとおもしろくない。重戦車明治の復活!?ともなれば、どうしても観たい。結婚記念日でもあったのだけれど、行かせてくれた家族に感謝。